刃先交換式スクレーパ
樹脂と金属の融合で
環境改善に貢献
- 一体造形技術により最適な刃先構造を実現
除去性能とワーク保護を追求したスクレーパ
- 高い除去性能で溶剤使用量を低減
- 刃先の最適化によりワーク傷付け防止
- 刃先交換式でランニングコストを低減
“ココがうれ&スゴっ!”
── 嬉しい!凄い!アイデアと技術のご紹介 ──
刃先交換式スクレーパは、金属部品に付着した接着剤を除去する工具。
刃先材はA7075系のアルミ合金を採用、用途に応じて最適な刃先材を選定し、ワークを傷付けることなく高い除去性能を実現。
従来の除去作業に比べて、除去量が大幅に増加。後工程の溶剤使用量を削減、かつ作業時間も短縮。
また、刃先摩耗時や別用途で使用する場合は、刃先のみ交換することでランニングコストを低減。
「高い除去性能」「溶剤使用量の削減」「作業時間の削減」「ランニングコストの低減」を実現する。
刃先交換式スクレーパの活用方法
除去性能向上Good !
溶剤使用量削減Good !
作業時間低減Good !
ランニングコスト低減Good !
開発コンセプト/製品コンセプト
「現状と課題」
- 金属部品をワイヤー放電加工する際、接着剤を塗布することで製品の落下を防止している。
加工後、製品に付着した接着剤を完全に除去するために溶剤を使用しているが、化学物質による環境・安全リスクが高いため、溶剤使用量の削減や作業時間の短縮が求められていた。 - 溶剤工程前に市販のスクレーパ等で除去するも、一般的な刃先ではワークを傷付けたり、摩耗が早く都度新品への交換が必要となっていた。
「開発のポイント」
- 「刃先交換式スクレーパ」は、造形技術により最適な刃先構造と持ち易いシャンク形状を実現。
- 除去性能と製品の保護のため刃先材はA7075系アルミ合金を採用。
- 溶剤工程前により多くの接着剤を除去することが可能となり、溶剤使用量の削減や作業時間の短縮に貢献。
- 刃先交換式により摩耗時の交換コストは最小限。
製品仕様
- ※目的・用途に合わせて特殊設計製作が可能
【詳細は“サービス:3Dプリント造形サービス”参照】
サイズ(mm) | 図中に記載 |
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重量(g) | 45 |
刃先材 | A7075系 アルミ合金 |
本体材 | CFRP |