歯取君
ギヤ歯面取り加工の最先端!
- ホルダに従動機構を付与し汎用機加工を実現した
歯面取り(フレージング)加工用ホルダ
- 汎用機化による設備投資を30%削減
- コンプレッション機構でスムーズな歯合わせを実現
- クイックチェンジ式のカッタ交換で多品種対応可能
“ココがうれ&スゴっ!”
── 嬉しい!凄い!アイデアと技術のご紹介 ──
歯取君はコンプレッションと、カッタ従動機能を有し、フレージング加工の汎用機化を実現。
カッタが従動することでワークに対してカッタの位相合わせを不要とした。
また内蔵スプリングによりカッタサイズに合わせて、かみ合わせ圧力が調整可能。
ギヤ加工における多品種生産、設備投資削減に貢献します。
フレージング加工とは
歯車の端面両端の面取りに用いられる加工のこと。
ホブやピニオンカッタで加工後、ギヤ両端のカド部を転造(塑性加工)して面取りする方式で
歯切り加工時に発生したバリ除去と面取り加工を行う。
ココがポイント!
カッタ従動とコンプレッション機構で汎用機化Excellent !
スムーズな歯合わせを実現Excellent !
設備投資の削減Good !
歯合わせ用セッチングゲージもラインナップExcellent !
開発コンセプト/製品コンセプト
「現状と課題」
- 従来ギヤの歯面取り(フレージング)加工は専用機での加工が主流であり、多大な設備投資と、機種対応が課題であった。
「開発のポイント」
- 「歯取君」はホルダにコンプレッションとカッタ従動機構を付与し、フレージング加工の汎用機化を可能としました。
- また内蔵スプリングによりカッタサイズに合わせて、かみ合わせ圧力が調整可能。
- さらにクイックチェンジ式でカッタが交換でき、多品種生産、設備投資削減に貢献します。
加工事例
加工ワーク | ギヤ部品 |
---|---|
被削材 | SCr20 |
カッタサイズ | ø110 × 幅50 |
切削条件 | 回転数:N=60~160min-1 |
製品仕様
工具仕様
- ※参考サイズ
適用ワーク例