01入社のきっかけ
小さいころから、プラモデルなどモノづくりが好きだったんです。大学の推薦で工場見学をする機会があり、そこで富士精工を知りました。1点1点特殊で高機能な製品を製作している様子を見て、中堅企業でありながら、海外拠点も多く、大きなスケールを感じたのが決め手になりました。
02仕事内容
主に二つの業務を担当しています。一つは営業技術で、お客様の困りごとやニーズをヒアリングし、技術提案をして問題解決に貢献すること。もう一つは製品開発で、お客様の期待以上の製品を提供することを目標に現地現物で物事を捉えながら進める事を大事にしています。
03仕事のやりがい
お客様に出向して生産準備のプロジェクトに参加したときのことが特に印象に残っています。自社と連携してお客様の困りごとを解決する製品を開発・提供し、モノづくり現場の生産性向上に貢献できたんです。感謝されたときは本当にやりがいを感じましたね。お客様の期待を超える価値提供の重要性を学べたのも大きな収穫でした。
04一番大変だった仕事
2013年からアメリカの工場に赴任したときのことです。エンジニアマネージャーとして、現地工場の組織強化を図るため、現地エンジニアの技術力強化や業務管理、セールスマンの教育や営業活動、そしてプロダクションメンバーとのモノづくり改善に取り組みました。
日本との仕事に対する意識の違いは想像以上で、言葉の苦労もありました。でも、現地メンバーも誇りを持って仕事をしていることがわかり、生活・文化・価値観を理解しながら信頼関係を築くことが大切だと学びました。
少しずつコミュニケーションを深め、目的やメリットを理解してもらえるようになり、技術者のスキル向上につながりました。結果として新規顧客を獲得したときは、セールスマンとハイタッチして祝杯を挙げ、成功を共有して喜び合いましたね。
アメリカで5年過ごし帰任するとき、あるエンジニアから「最初は煙たく、嫌いだったけど、今は大好きだ。自分のスキルも向上してなんでもチャレンジできたことに感謝している」と言われたのは本当にうれしかったです。
05仕事を通じて成長できたこと
海外経験を通じて、日本より広い仕事領域と多くの仕事量に対応するために幅広い知識やスキルを形成できました。また、相手の習慣・価値観を理解した上での適切なコミュニケーション能力も身につきました。新規顧客の獲得により、新しいことにチャレンジする楽しさも知りました。
客先出向では、お客様とメーカーの両面の目線で物事を捉える大切さや、チームとしての動き方、チームとして機能したときの成果の大きさを学びました。3回の出向を経験し、それぞれ違った学びがありました。1回目は工具の標準化、2回目は生産ラインの立ち上げ、3回目は生産ライン立ち上げ前の試作に携わりました。特に2回目の量産開始のくす玉が割れた瞬間は感動的で、参加できてよかったと実感しました。
06職場の雰囲気
当社は、社員同士のコミュニケーションを大切にする風土があります。定期的にチームでミーティングを行い、業務の進め方や困りごと、対処法などを皆で話し合います。上司や管理者にも意見を言いやすい環境です。役職呼びではなく、上下関係なく「さん」付けで呼び合うため、気軽に話せる雰囲気があります。
また、ビジネスチャットTeamsを活用し、オープンかつフラットな雰囲気でコミュニケーションを取っています。リアルタイムでメンバーとも気楽に相談したり意見を言い合ったりできる環境です。
Schedule
-
7:30
出勤
-
8:00
海外拠点
Web会議 -
10:00
新製品打合せ
(社内会議) -
12:00
ランチタイム
-
13:00
お客様と
打合せ -
15:00
社内会議
-
16:00
プレゼン
資料作成 -
18:00
退社
Message
会社を選ぶときは、目に見える数字にとらわれないで、会社の雰囲気、何でも言える環境かどうか、自分自身が成長できる会社かどうかが大事だと思います。富士精工は中堅企業ですが、客先出向や海外赴任など、様々な仕事を経験・チャレンジし、自己成長につながる機会を得ることができます。
また、当社は「モノ売り」ではなく「こと売り」の会社です。カタログ販売ではなく、お客様の困りごとを吸い上げ、お客様が感動する価値「技術解決」を売る会社です! お客様と喜びを共有したり、開発した製品で問題を解決したときの喜びや達成感を得たりと、働くことに対しての価値を感じられると思います。

Senior’s Profile
趣味
入社してから始めたゴルフが趣味です。本場のアメリカ赴任時もゴルフを楽しみました。現在も毎週、上手くならないけど練習に励んでいます。自分との闘いで、常に上手く打てないことや、昨日までよかったのが急に駄目になったりすることに「何故?」と考えながら、YouTubeを見て試行錯誤するのが楽しいですね。
